豊積神社(読み)とよづみじんじや

日本歴史地名大系 「豊積神社」の解説

豊積神社
とよづみじんじや

[現在地名]由比町町屋原

海岸に近い微高地に鎮座祭神は木花佐久夜毘売命。旧郷社。社伝によると延暦一〇年(七九一)創建で、坂上田村麻呂が東征に際して神楽を奉納したという。近世には浅間とも称し、天正一七年(一五八九)七月一三日の朝比奈宗白黒印状写(豊積神社文書)に「浅間領之事」とあり、米一二俵余、田畑屋敷・塩地ともに源大夫に安堵されている。同年八月七日の同社領田畠検地帳(同文書)によると上田一町二反余・中田二反余・下田小五〇歩、上畠半二七歩(このうち四九歩相撲銭は府中浅間庁守方へ入納)・中畠大二五歩・下畠四反小三六歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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