豊腴(読み)ホウユ

デジタル大辞泉 「豊腴」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ゆ【豊×腴】

[名・形動]
ゆたかに肥えていること。また、そのさま。「その土地の―なることは」〈鴎外訳・即興詩人
たっぷりあって、十分すぎること。「晩食―ならば、明朝の食はかろくすべし」〈養生訓・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「豊腴」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ゆ【豊腴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ゆたかに肥えていること。また、そのさま。〔医案類語(1774)〕
    1. [初出の実例]「その土地の豊腴なることは」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉大沢、地中海、忙しき旅人)
    2. [その他の文献]〔欧陽脩‐祭杜祁公文〕
  3. たっぷりあり、十分すぎること。
    1. [初出の実例]「晩食豊腴(ホウユ)ならば、明朝の食はかろくすべし」(出典:養生訓(1713)四)

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普及版 字通 「豊腴」の読み・字形・画数・意味

【豊腴】ほうゆ

ゆたか。

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