豪客(読み)ごうかく

精選版 日本国語大辞典 「豪客」の意味・読み・例文・類語

ごう‐かくガウ‥【豪客】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぬすびと。どろぼう。
    1. [初出の実例]「中途忽遇豪客。其藁遂成烏有矣」(出典空華集(1359‐68頃)一八・書贈周孚詩巻後)
  3. 武将
    1. [初出の実例]「自東府直往崇寿院。依豪客空帰」(出典:蔭凉軒日録‐延徳元年(1489)一二月)
  4. ぜいたくに遊興する人。大尽(だいじん)遊びをする者。
    1. [初出の実例]「客も亦非常の豪客、妓も亦非常の名妓」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「豪客」の読み・字形・画数・意味

【豪客】ごう(がう)きやく・ごう(がう)かく

富豪。また、客。宋・陸游〔大雪歌〕詩 鬚(きうしゆ)の豪客、白の裘(きう)(皮衣) 夜來眼す、寶釵の樓

字通「豪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android