貝殻年代学(読み)かいがらねんだいがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貝殻年代学」の意味・わかりやすい解説

貝殻年代学
かいがらねんだいがく

貝殻成長線を調べて年代を測定する方法論をいう。貝塚にある貝殻を切断し,その面を磨き,希塩酸で処理し,この断面顕微鏡で観察すると樹木年輪のような線が見える。これは貝の成長線といわれるもので1日に1本形成され,その間隔は夏に広く冬に狭い。この成長線の間隔パターンを「年輪年代学」とほぼ同様の原理によって,貝塚の貝層を構成する貝殻を多量に調べることによって貝層が何年かかって形成されたかを知ることができ,究極的には貝塚の具体的な形成年数を知ることができる。

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