最新 地学事典 「年輪年代学」の解説
ねんりんねんだいがく
年輪年代学
dendrochronology
樹木の年輪を用いた年代測定法。年輪は気候変動のみならず偶発的事件によっても形成幅が変化するため,多数の試料を検討して暦年のわかる標準変動パターンが作成される。木製品や地層中から得られた樹幹化石の年輪は年輪変動パターンと照合されて,樹木の枯死した暦年代が確定される。日本ではヒノキ,サワラ,アスナロ,コウヤマキ,スギ,ヒノキアスナロの暦年年輪変動パターンが作成されている(光谷拓実,1987)。
執筆者:那須 孝悌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

