年輪年代学(読み)ねんりんねんだいがく(その他表記)dendrochronology

最新 地学事典 「年輪年代学」の解説

ねんりんねんだいがく
年輪年代学

dendrochronology

樹木年輪を用いた年代測定法。年輪は気候変動のみならず偶発的事件によっても形成幅が変化するため,多数の試料を検討して暦年のわかる標準変動パターンが作成される。木製品や地層中から得られた樹幹化石の年輪は年輪変動パターンと照合されて,樹木の枯死した暦年代が確定される。日本ではヒノキサワラアスナロコウヤマキスギヒノキアスナロの暦年年輪変動パターンが作成されている(光谷拓実,1987)。

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関連語 孝悌 那須

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「年輪年代学」の意味・わかりやすい解説

年輪年代学
ねんりんねんだいがく
dendrochronology

1904年アメリカの A.ダグラスによって考え出された年代測定法。樹木の年輪は,通常中央部より周辺部のほうが幅が狭くなるが,毎年の気候変化に伴ってその幅は変化する。それゆえ気候の変化の型に従って一定の年輪型ができるので,この年輪型を利用して,住居跡や文化層に残る木材の年輪と比較して,年代決定をすることができる。特に乾燥地では効果が著しく,アメリカでは 2000年前までの年輪の変化がたどれるようになっている。

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