精選版 日本国語大辞典 「貞女は二夫に見えず」の意味・読み・例文・類語 ていじょ【貞女】 は=二夫(じふ・にふ)[=両夫(りょうふ)]に見(まみ)えず 貞操堅固な女は二人の夫を持つことをしない。貞女は再婚しないことをいう。貞婦は両夫に見えず。[初出の実例]「忠臣は二君に仕へず、貞女は二夫にまみえすとも、かやうの事をや申べき」(出典:高野本平家(13C前)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「貞女は二夫に見えず」の解説 貞女は二夫に見えず 貞操堅固な女は、夫を持ったら、離別・死別しても別の夫を持つことはしない。貞女は再婚しない。 [使用例] 古人の教えに忠臣は二君に仕えず貞女は二夫に見えずとて、婦人の節操を奨励するは甚だ善し[福沢諭吉*福翁百話|1897] 〔異形〕貞女は二夫を更あらためず/貞婦は両夫に見えず 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報