貞観交替式(読み)じょうがんこうたいしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貞観交替式」の意味・わかりやすい解説

貞観交替式
じょうがんこうたいしき

正称は『新定内外官交替式』。律令国家官吏の交代手続を定めた法令集。2巻。貞観 10 (868) 年の成立。編者未詳。下巻のみ現存国司 (外官) の交代手続を定めた『延暦交替式』に,以降の法令を補うとともにさらに中央政府の官吏 (内官) の交代手続に関することを追加したもの。

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改訂新版 世界大百科事典 「貞観交替式」の意味・わかりやすい解説

貞観交替式 (じょうがんこうたいしき)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「貞観交替式」の意味・わかりやすい解説

貞観交替式
じょうがんこうたいしき

交替式

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世界大百科事典(旧版)内の貞観交替式の言及

【交替式】より

…平安時代初期,内外官の交替に関する規則を集成した法規集。《延暦交替式》《貞観交替式》《延喜交替式》の3種があり,いずれも勘解由使(かげゆし)によって編纂された。奈良時代には,外官(地方官)たる国司の交替に際し,後任の国司が前任の国司から事務引継ぎを受けるに当たって,一種の会計監査を行い,前任国司は解由(げゆ)という監査済の証明書をもらって都に帰任するしくみになっていた。…

※「貞観交替式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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