デジタル大辞泉 「貢院」の意味・読み・例文・類語 こう‐いん〔‐ヰン〕【貢院】 中国で、科挙の試験をした場所。また、その建物。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「貢院」の意味・読み・例文・類語 こう‐いん‥ヰン【貢院】 〘 名詞 〙 中国で、昔、科挙の試験をする所。また、その建物。〔制度通(1724)〕〔宋史‐選挙志一・科目上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「貢院」の意味・わかりやすい解説 貢院 (こういん)Gòng yuàn 中国で,科挙つまり官吏登用試験の試験場。明・清時代には各省の省城と北京に設けられ,3年に1度の郷試と会試の試験の際に使われた。ときには2万人を超す受験者をそれぞれ個室に収容して答案を作成させるために,何百棟もの小屋に天地玄黄などの千字文の名をつけ,それぞれの棟を何十もの小室にしきって字号をつけた。そして中央の明遠楼と呼ぶ見張台から試験監督官が不正を監視したのである。→科挙執筆者:礪波 護 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by