(読み)こうする

精選版 日本国語大辞典 「貢」の意味・読み・例文・類語

こう‐・する【貢】

〘他サ変〙 こう・す 〘他サ変〙
① みつぎものをささげる。また、身を投げ出して尽くす。奉仕する。貢進する。
続日本紀‐文武元年(697)一〇月壬午「陸奥蝦夷貢方物
草の葉(1913)〈有島武郎〉「死も亦生に貢する一つの流れに過ぎないのだ」
人材を推挙する。貢挙する。
令義解(718)考課「凡貢人。皆本部長官。貢送太政官。若無長官。次官貢」

み‐つ・ぐ【貢】

〘他ガ五(四)〙
貢ぎ物をする。献上する。

こう【貢】

〘名〙 みつぎもの。みつぎ。貢物(こうもつ)
※大唐西域記長寛元年点(1163)三「王必ず親しく遠人の貢(コウ反)を受けむ」 〔書経禹貢

こう‐・す【貢】

〘他サ変〙 ⇒こうする(貢)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「貢」の意味・読み・例文・類語

こう【貢】[漢字項目]

常用漢字] [音]コウ(漢) (呉) [訓]みつぐ
〈コウ〉
政府に物を献じる。みつぎもの。「朝貢入貢来貢
力をささげる。「貢献
人材を推薦する。「貢挙
〈ク〉みつぎもの。「年貢ねんぐ
[名のり]すすむ・つぐ・みつぎ

こう【貢】

みつぎもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【上供】より

…地方から中央政府へ租税などを上納すること。先秦時代には地方の権力者が中央の王=天子へ献上するものは人と物を問わず貢と称した。この言葉は後世まで地方官個人や外国から皇帝への献上の場合に使われる。…

※「貢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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