貯蔵デンプン(読み)ちょぞうでんぷん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「貯蔵デンプン」の意味・わかりやすい解説

貯蔵デンプン
ちょぞうでんぷん

植物種子、根、地下茎などに貯蔵されているデンプンをいい、次代の植物が発育するための糧(かて)となる。貯蔵デンプンでは、デンプン分子が集まってデンプン粒とよばれる粒状構造をとる。食品として摂取するデンプン、あるいは工業的に製造されるデンプン粒は、すべて貯蔵デンプンである。

村松 喬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貯蔵デンプン」の意味・わかりやすい解説

貯蔵デンプン
ちょぞうデンプン
storage starch; reserve starch

植物の根 (ニンジンなど) ,地下茎 (ジャガイモなど) ,鱗茎 (ユリなど) ,種子 (イネなど) などに貯蔵物質としてたくわえられるデンプンをいう。一般にその植物特有の形をしたデンプン粒を形成している。多くはアミロースアミロペクチン混合物から成っているが,その比率は植物によって異なる。これらは細胞中の白色体中にたくわえられるが,その量が増すと,細胞全体を占めるようになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む