買上米(読み)カイアゲマイ

デジタル大辞泉 「買上米」の意味・読み・例文・類語

かいあげ‐まい〔かひあげ‐〕【買上米】

政府民間から買い上げる米。
江戸時代幕府諸藩が米価調整や飢饉対策のために、米市場で買い上げた米。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「買上米」の意味・読み・例文・類語

かいあげ‐まいかひあげ‥【買上米】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、幕府、諸藩が米価調節凶作のためのたくわえを目的として江戸、大坂をはじめ領内の米市場で買い入れた米。御買上米
    1. [初出の実例]「米穀下直に付、公儀に而買上米多被仰付之候」(出典:徳川禁令考‐前集・第四・巻三八・享保一六年(1731)四月一日)
  3. 政府が米価調節のために買い入れる米穀政府米

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android