賀茂なす

デジタル大辞泉プラス 「賀茂なす」の解説

賀茂なす

京都府京都市北区で生産される丸ナス。大きいものは1kgにもなるが、通常250~300g程度で収穫される。果皮光沢のある黒紫色、果肉はよく締まって硬く、甘みが強い。田楽など加熱調理に向く。17世紀にはすでに栽培記録があり、古くは左京区吉田田中地区で栽培されていたが、近年は北区上賀茂が栽培の中心。京都府により「京の伝統野菜」に認定されている。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「賀茂なす」の解説

賀茂なす[果菜類]
かもなす

近畿地方、京都府の地域ブランド
主に京都市でつくられている。その起源は明らかでない。1684(貞亨元)年刊行『雍州府志』に賀茂なすと推定される記載がある。今からおよそ80年前に北区上賀茂・西賀茂とその周辺で、大型なすの特産品種として栽培されるようになった。田楽が親しまれている。京の伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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