賀茂の国祭(読み)かものくにまつり

精選版 日本国語大辞典 「賀茂の国祭」の意味・読み・例文・類語

かも【賀茂】 の 国祭(くにまつり)

  1. 中古京都賀茂神社で、四月第二の申(さる)の日に国司が主宰して行なった祭典。賀茂神社は山城国地主神であるところからいう。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「今日、賀茂国祭、有内侍除目云々」(出典台記‐久寿元年(1154)四月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android