資本勘定(読み)シホンカンジョウ

デジタル大辞泉 「資本勘定」の意味・読み・例文・類語

しほん‐かんじょう〔‐カンヂヤウ〕【資本勘定】

簿記で、資本金資本準備金利益準備金など資本に属する勘定総称
国際収支項目のうち、国際間の資本取引によって生じる受け払いの関係を示す勘定。資本収支

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精選版 日本国語大辞典 「資本勘定」の意味・読み・例文・類語

しほん‐かんじょう‥カンヂャウ【資本勘定】

  1. 〘 名詞 〙 簿記で資本取引を計上する勘定科目。資本金、資本剰余金および利益剰余金または欠損金科目に分かれる。〔英和記簿法字類(1878)〕

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世界大百科事典(旧版)内の資本勘定の言及

【国際収支】より

…国際収支表はドル建てあるいは円建てで記録されるが,対外経済取引はさまざまな通貨建てで行われるので,今日のような変動為替相場制の場合,その換算の仕方も問題となる。
[経常勘定・資本勘定]
 IMF方式の国際収支表は,〈原表〉といわれるものと〈国内発表形式〉といわれるものと二つある。後者がより一般的なものであり,それに従って説明すると,国際収支表に記録される対外経済取引は,〈もの〉の流れを示す経常勘定(国民所得の増減に影響するので所得勘定ともいう)と〈かね〉の流れを示す資本勘定に分けられる。…

※「資本勘定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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