賠償指針とADR

共同通信ニュース用語解説 「賠償指針とADR」の解説

賠償指針とADR

東京電力福島第1原発事故による被害者への賠償は、文部科学省原子力損害賠償紛争審査会損害の項目ごとに指針を定めている。審査会は、指針で取り上げていない損害も柔軟に賠償するよう東電に求めている。納得できない被害者は、原子力損害賠償紛争解決センター裁判外紛争解決手続き(ADR)の申し立てができる。1月に政府が認定した東電の総合特別事業計画(再建計画)には「ADRの和解案を尊重する」と明記。5月23日現在、1万1518件の申し立てがあり、8197件の和解が成立している。

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