賢しげ(読み)さかしげ

精選版 日本国語大辞典 「賢しげ」の意味・読み・例文・類語

さかし‐げ【賢げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「さかしい」の語幹に、接尾語「げ」の付いたもの ) いかにも才知分別がありそうなさま。かしこくてしっかりしたさま。
    1. [初出の実例]「うへは御心のうちにおぼしめぐらす事多かれどさかしげになからむのちなどのたまひいづることもなし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)御法)
    2. 「怜悧(サカ)し気に見える人の眼の如くに朗かに晴れた蒼空がのぞかれた」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む