賢士(読み)ケンシ

デジタル大辞泉 「賢士」の意味・読み・例文・類語

けん‐し【賢士】

かしこい人。すぐれた人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賢士」の意味・読み・例文・類語

けん‐し【賢士】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「けんじ」とも )
  2. かしこい人。すぐれた人。賢人
    1. [初出の実例]「上人上品の賢士(ケンジ)は、悪子を知識とする事、頻婆沙羅韋提希の如くなるべし」(出典:米沢本沙石集(1283)一〇本)
    2. [その他の文献]〔荀子‐王霸〕
  3. 仏語在家菩薩正士(しょうじ)。〔思益経‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賢士」の読み・字形・画数・意味

【賢士】けんし

賢人。〔荘子刻意野語に之れり。曰く、衆人は利を重んじ、士は名を重んず。賢士は志を(たつと)び、人はを貴ぶと。

字通「賢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android