賤臣(読み)せんしん

精選版 日本国語大辞典 「賤臣」の意味・読み・例文・類語

せん‐しん【賤臣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分の低い臣。
    1. [初出の実例]「妾が家、元某公の賤臣也」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
  3. 主君に対して臣下自分のことをへりくだっていう語。微臣。〔管子‐大匡〕

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普及版 字通 「賤臣」の読み・字形・画数・意味

【賤臣】せんしん

身分の低い臣。〔史記、老荘申韓伝〕申不は京人なり。故(もと)の賤臣、を學びて以て韓の昭侯に干(もと)む。昭侯用(もつ)て相と爲し、~國治まる。~申子の學は老に本づき、刑名とす。書二、號して申子と曰ふ。

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