赤らむ(読み)アカラム

デジタル大辞泉 「赤らむ」の意味・読み・例文・類語

あから・む【赤らむ】

[動マ五(四)]
果実・つぼみなどが、赤みを帯びる。「柿の実が―・む」
恥ずかしさ・興奮などで、顔が赤くなる。「照れてほおが―・む」
[動マ下二]あからめる」の文語形
[類語]赤らめる紅潮

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精選版 日本国語大辞典 「赤らむ」の意味・読み・例文・類語

あから・む【赤】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 赤くなる。赤みを帯びる。また、赤茶ける。赤む
    1. [初出の実例]「或本云、五日連雨、九穀登熟(ナリアカラム)」(出典日本書紀(720)皇極元年八月(図書寮本訓))
    2. 「恥づかしげにのたまへるに、おもてあからむ心地してなん有りつる」(出典:落窪物語(10C後)三)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙あからめる(赤)

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