赤城県立公園(読み)あかぎけんりつこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤城県立公園」の意味・わかりやすい解説

赤城県立公園
あかぎけんりつこうえん

群馬県中部,赤城外輪山の内側にあり,湖沼森林渓谷などの自然景観をもつ公園。面積 12.90km2。 1935年指定。公園の中心は黒檜 (くろび) 山,駒ヶ岳,長七郎山,荒山,鈴ヶ岳,薬師岳などの外輪山に囲まれたカルデラ湖大沼 (おの) ,火口湖小沼 (この) 。中央火口丘には地蔵岳 (1674m) がある。新緑レンゲツツジ,夏のキャンプ,紅葉,スキー,スケートワカサギ釣りなど,四季を通じて観光客でにぎわう。大沼の南東岸に赤城神社がある。前橋から大沼湖畔の大洞まで白樺ラインが通り,地蔵岳頂上までロープウェーがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android