赤平神社(読み)あかびらじんじや

日本歴史地名大系 「赤平神社」の解説

赤平神社
あかびらじんじや

[現在地名]赤平市泉町

市街中心部に位置する旧村社。祭神は天照大神・大山祇大神。明治二八年(一八九五)春、寺西幸三郎を団長とする石川県の加賀団体四八戸が上赤平地区に入植したが、同年八月これら入植者の故郷の鎮守振橋いぶりばし神社(現石川県加賀市)の祭神天照大神を奉斎して振波志いぶりばし神社として創祀したのに始まる。同三〇年神殿を建立。その後近郊の人々からも崇敬され、赤平神社と称されるようになった。大正七年(一九一八)の大倉鉱業株式会社茂尻もじり礦の開坑を機に、大三島おおみしま(現愛媛県大三島町)に鎮座する大山祇神を合祀した(「赤平市史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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