赤照(読み)あかてる

精選版 日本国語大辞典 「赤照」の意味・読み・例文・類語

あか‐てる【赤照】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎などで、火事場日の出、または神仏出現などの場面で、舞台を赤く見せるために、火薬花火などを燃やすこと。また、その火薬や花火。⇔青照
    1. [初出の実例]「市街の建築物をば芝居で普通に用ふる赤テルや煙硝にてブシブシもやせしが」(出典:万朝報‐明治三八年(1905)六月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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