赤色超巨星(読み)セキショクチョウキョセイ

デジタル大辞泉 「赤色超巨星」の意味・読み・例文・類語

せきしょく‐ちょうきょせい〔‐テウキヨセイ〕【赤色超巨星】

超巨星うち、表面温度が低く赤く見える恒星。または赤色巨星の中で半径太陽の数百倍、光度が太陽の数万倍以上のもの。不安定で脈動変光星になっているものが多い。進化の最終段階にあり、超新星爆発を起こして中性子星またはブラックホールになると考えられている。オリオン座ベテルギウスさそり座のアンタレスが知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android