起程(読み)キテイ

デジタル大辞泉 「起程」の意味・読み・例文・類語

き‐てい【起程】

[名](スル)
旅に出発すること。旅立ち。
「亜弗利加に―し玉うや」〈中村訳・西国立志編
物事の起こり始め。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「起程」の意味・読み・例文・類語

き‐てい【起程】

〘名〙 (「程」は「みちのり」の意)
① 旅に出発すること。旅立ち。出立
読本唐錦(1780)二「日を撰みて起程(キテイ)(〈注〉ホッソク)しなれぬ鄙の旅路
② 道のりをはかりはじめる起点
③ 物事の起こりはじめ。
文章の下書きのはじめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「起程」の読み・字形・画数・意味

【起程】きてい

旅立ち。

字通「起」の項目を見る

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