超丹波帯(読み)ちょうたんばたい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「超丹波帯」の意味・わかりやすい解説

超丹波帯
ちょうたんばたい

日本の地体構造区分上、西南日本内帯における区分名の一つ。近畿地方京都府、兵庫県などをおもな分布域とし、舞鶴帯と丹波帯の間を占める。おもに古生代ペルム紀の付加堆積(たいせき)物からなり、丹波帯の中生代ジュラ紀付加堆積物の上に低角の衝上断層でのることから命名された。古生代石炭紀の玄武岩質火山岩類、石灰岩、ペルム紀のチャート砂岩泥岩メランジュなどが分布し、また、これらを不整合で覆う可能性の高い地層が分布する。

[村田明広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 美濃

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む