超伝導量子コンピューター(読み)チョウデンドウリョウシコンピューター

デジタル大辞泉 の解説

ちょうでんどう‐りょうしコンピューター〔テウデンダウリヤウシ‐〕【超伝導量子コンピューター】

超伝導量子ビットを集積化した量子コンピューター量子もつれ量子重ね合わせ状態にある量子ビットマイクロ波を照射して、制御や読み出しをする。わずかな熱雑音でもコヒーレントな状態が失われるため、量子コンピューター全体を希釈冷凍機によって絶対零度に近い温度環境に保つ必要がある。
[補説]日本では理化学研究所などが共同で開発した「」が、令和5年(2023)に運用を開始した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android