精選版 日本国語大辞典 「趨舎」の意味・読み・例文・類語 すう‐しゃ【趨舎】 〘 名詞 〙① 進むことと退くこと。進退。また、従うこととそむくこと。[初出の実例]「游二恬漠之中一、益弄二絵事一、不レ牽二世人趨舎一、独適二己意一」(出典:随筆・山中人饒舌(1813)序)「学殖の深かった抽斎が、新奇を趁ふ世俗と趨舎(スウシャ)を同じくしなかったのは無理もない」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉九)[その他の文献]〔淮南子‐俶真訓〕② 取ることと捨てること。取捨(しゅしゃ)。〔韓非子‐解老〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「趨舎」の読み・字形・画数・意味 【趨舎】すうしや 取舎。進退。世に出ると退くと。〔史記、伯夷伝〕巖の士、趨舍時り。此(かく)の(ごと)きの(ひと)、名、滅(いんめつ)してせられず。悲しい夫(かな)。字通「趨」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報