躁うつ病(読み)そううつびょう(その他表記)manic-depressive psychosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「躁うつ病」の意味・わかりやすい解説

躁うつ病
そううつびょう
manic-depressive psychosis

感情障害を主症状とし,周期的経過をとり,のちに人格障害を残さないことを特徴とする精神病で,統合失調症とともに二大内因性精神病といわれる。循環精神病ともいう。感情が高揚し,意欲は亢進し,思考が飛躍する躁病と,反対にふさぎこむうつ病 (→うつ状態 ) という2方向の病的感情が,日常生活からは明らかに区別される病期として交互に現れ,経過後には完全にもと人格に戻る。発現頻度は全人口の 0.4%程度で,うつ病相だけが表れる型がかなり多い。

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