身後(読み)シンゴ

デジタル大辞泉 「身後」の意味・読み・例文・類語

しん‐ご【身後】

死んだのち。死後没後
霊魂は死するものにあらずと、始めて―の事を心配し、霊魂不死の説を発せり」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「身後」の意味・読み・例文・類語

しん‐ご【身後】

  1. 〘 名詞 〙 死んだあと。死後。没後。
    1. [初出の実例]「柳絮文詞身後在、蘭芬婦徳世間伝」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和傷野女侍中〈桑原腹赤〉)
    2. 「義先考一封の書を京師へ致し、身後の事を先考へ託せらる」(出典:授業編(1783)序説)
    3. [その他の文献]〔陸機‐晉平西将軍孝侯周処碑〕

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普及版 字通 「身後」の読み・字形・画数・意味

【身後】しんご

死後。唐・項斯日東の病僧〕詩 身後の事を言はず 中の禪に坐す 深壁、燈影をし (がいえん)(灸の煙)を出だす

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