軍事心理学(読み)ぐんじしんりがく(その他表記)military psychology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軍事心理学」の意味・わかりやすい解説

軍事心理学
ぐんじしんりがく
military psychology

軍事行動についての種々の心理学的問題を研究し,かつその応用を目指す心理学。兵員選抜適性訓練に関する問題や,敵国に対する神経戦のための宣伝,文化工作,態度変容の問題などをその研究対象とする。一つの体系というよりも,感覚,知覚,学習,動機づけ,個体差,異常心理,集団力学,社会心理学など,心理学の広範な分野に関連した応用的な心理学的研究の総称。日本ではかつては戦場心理学,特に第2次世界大戦中は国防心理学の名で呼ばれたが,現在ではこれらの名称はあまり用いられない。人間工学航空心理学もその主要な部門の一つとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む