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軍人訓誡 ぐんじんくんかい

百科事典マイペディアの解説

軍人訓誡【ぐんじんくんかい】

1878年軍人に対して陸軍卿山県有朋の名で発布された訓戒。西周が起草,天皇の絶対神聖,軍隊の中立化を説き,軍人勅諭の先駆となった。
→関連項目竹橋事件

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世界大百科事典内の軍人訓誡の言及

【軍人勅諭】より

…軍隊手帳には8条の掟と4条の誓文が記載されていたが簡単な文章であった。西南戦争後の1878年8月,近衛砲兵の反乱である竹橋騒動が起こった直後,陸軍卿山県有朋の名で数万言を費やした〈軍人訓誡〉が出された。起草者は西周であるが,軍人精神の未発達を指摘したうえで,軍人精神維持の三大要素を忠実・勇敢・服従にあるとし,くわしい解説を加えた。…

【山県有朋】より

…明治・大正時代の代表的な藩閥政治家。元老,陸軍の最長老として軍や官政界に強大な勢力を振るった。幼名辰之助,のち小輔,さらに狂介と名のる。長州藩の蔵元付仲間という軽輩の家に生まれ,少年のころから槍術の修行に努め,長じて吉田松陰の松下村塾に学んだ。やがて高杉晋作や伊藤博文らと尊王攘夷運動に挺身し,1863年(文久3)奇兵隊の軍監となり,翌年には英・米・仏・蘭4国連合艦隊と交戦して敗れ,彼自身も負傷した。…

※「軍人訓誡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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