軍隊病(読み)グンタイビョウ

デジタル大辞泉 「軍隊病」の意味・読み・例文・類語

ぐんたいびょう〔グンタイビヤウ〕【軍隊病】

立野信之短編小説同作を表題作とする作品集は昭和4年(1929)刊行で、副題は「兵士農民に関する短篇集」。著者プロレタリア文学作家時代の代表作

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精選版 日本国語大辞典 「軍隊病」の意味・読み・例文・類語

ぐんたい‐びょう‥ビャウ【軍隊病】

  1. 〘 名詞 〙 軍隊生活という特殊な状態によって、特に多く発生する病気総称戦傷、化骨性筋炎、胸膜炎肺結核脚気、行軍病、高空病、塹壕(ざんごう)熱、戦時神経症など。
    1. [初出の実例]「何だって濡れたままで居るんだ。それだから軍隊病にやられるんだ!」(出典:軍隊病(1928)〈立野信之〉一)

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