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転型期論争 てんけいきろんそうproblem on transition period

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

転型期論争
てんけいきろんそう
problem on transition period

日本経済に関する成長論争の一つ。これは 1959~61年のいわゆる岩戸景気における民間設備投資の著増 (年 30~40%増) を境に,設備投資が主導する第2次世界大戦後の高度成長は転機を迎え,経済成長率の鈍化と成長パターンの変化は避けがたいという見方であった。 62年度の『経済白書』がこの問題の口火を切り,その後の 65年不況へいたる過程で過剰設備問題が発生し,産業再編成や過当競争をめぐる議論が活発化した。しかしこれも 66年以降の輸出と国内における耐久消費財の新たなブームの前に打消されて,ほんとうの意味で転型期が問題になってきたのは石油危機以後のことであった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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