デジタル大辞泉 「軸木」の意味・読み・例文・類語 じく‐ぎ〔ヂク‐〕【軸木】 1 掛け物・巻物などの軸に用いる木。多く紫檀・黒檀などが使われる。2 マッチの軸の木。ポプラなどを用いる。3 回転する器具や車などの木製の軸。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「軸木」の意味・読み・例文・類語 じく‐ぎヂク‥【軸木】 〘 名詞 〙① 掛物や巻子本(かんすぼん)などの軸に用いる木。紫檀(したん)、黒檀、杉などを用いる。[初出の実例]「軸 唐紙半切の巾にて出八分〈象牙 角 塗物 木地類〉軸木 軸に付く木なり 杉を用ゆ」(出典:茶道筌蹄(1816)二)② マッチの軸の木。こすると発火する薬品を先端につけた細い木。多くシナノキ、ポプラなどを用いる。マッチ棒。[初出の実例]「軸木が軸並、軸詰、商標を張り了り包装して、一個の燐寸として出来上がる迄は」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例