コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

軽大娘皇女 かるのおおいらつめのひめみこ

1件 の用語解説(軽大娘皇女の意味・用語解説を検索)

朝日日本歴史人物事典の解説

軽大娘皇女

生年:生没年不詳
5世紀中ごろ,允恭天皇と皇后忍坂大中姫の皇女。『古事記』では軽大郎女のまたの名を衣通郎女とするが,『日本書紀』では衣通郎女は母の妹とあり,これの誤伝らしい。同母兄の木梨軽皇子と通じて近親相姦に陥り,発覚して処罰を受けた。『日本書紀』では,軽大娘のみ伊予(愛媛県)に流され,人望を失った皇子は反乱を起こして自殺したという。『古事記』では,皇子が反乱を試みて捕らえられ,伊予の道後温泉に流されると,軽大娘はあとを追い,共に自殺したという。『古事記』『日本書紀』にはふたりの歌が多く載せられている。当時,兄妹の近親相姦は母を同じくし,同じ家で育った男女間のものをいったことがわかる。

(明石一紀)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

軽大娘皇女の関連キーワード安康天皇允恭天皇衣通姫大中姫忍坂大中姫木梨軽皇子坂合黒彦皇子衣通郎姫八釣白彦皇子稚野毛二派皇子

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone