輔車相依る(読み)ホシャアイヨル

デジタル大辞泉 「輔車相依る」の意味・読み・例文・類語

輔車ほしゃ相依あいよ

《「春秋左伝」僖公五年から》互いに助け合って存在するたとえ。また、密接な関係にあって切り離せないたとえ。
[類語]唇歯輔車しんしほしゃ唇亡びて歯寒し相即不離表裏一体うおと水車の両輪皮を引けば身が付く

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精選版 日本国語大辞典 「輔車相依る」の意味・読み・例文・類語

ほしゃ【輔車】 相依(あいよ)

  1. 互いに助け合って存在するさま、密接な関係にあって切り離せないさまをいう。
    1. [初出の実例]「実に米国と日本とは商業上の関係に於ては唇歯相扶け、輔車相倚る好兄弟と云はざる可らず」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公五年〕

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