相即不離(読み)そうそくふり

四字熟語を知る辞典 「相即不離」の解説

相即不離

互いに密接に関係していて切り離すことができないこと。

[使用例] 空間と時間との相即不離が明らかにせられる[和辻哲郎風土|1935]

[解説] 「相即」は本来は仏教語で、万物はその本体は一つに溶け合って一体であるということ。

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精選版 日本国語大辞典 「相即不離」の意味・読み・例文・類語

そうそく‐ふり サウソク‥【相即不離】

〘名〙 互いに密接に関係して切り離すことができないこと。
※風土(1935)〈和辻哲郎〉一「空間と時間との相即不離が明らかにせられる」

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デジタル大辞泉 「相即不離」の意味・読み・例文・類語

そうそく‐ふり〔サウソク‐〕【相即不離】

互いに密接に関連していて離れないこと。「相即不離の関係」→不即不離
[類語]表裏一体うおと水車の両輪皮を引けば身が付く唇歯輔車しんしほしゃ唇亡びて歯寒し輔車相依あいよ

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