相即不離(読み)ソウソクフリ

精選版 日本国語大辞典 「相即不離」の意味・読み・例文・類語

そうそく‐ふりサウソク‥【相即不離】

  1. 〘 名詞 〙 互いに密接に関係して切り離すことができないこと。
    1. [初出の実例]「空間と時間との相即不離が明らかにせられる」(出典:風土(1935)〈和辻哲郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「相即不離」の解説

相即不離

互いに密接に関係していて切り離すことができないこと。

[使用例] 空間時間との相即不離が明らかにせられる[和辻哲郎風土|1935]

[解説] 「相即」は本来は仏教語で、万物はその本体一つに溶け合って一体であるということ。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android