両輪(読み)リョウリン

デジタル大辞泉の解説

りょう‐りん〔リヤウ‐〕【両輪】

二つの輪。二つある、両方の車輪。「車の両輪
両者が一組になって用をなすもののたとえ。「会長と社長は社運営の両輪だ」

りょう‐わ〔リヤウ‐〕【両輪】

江戸中期から明治にかけ、主として京坂地方で流行した女性の髪の結い方の一。髷(まげ)を二つ作って(こうがい)を挿し、余りの毛を巻き上げたもの。

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大辞林 第三版の解説

りょうりん【両輪】

二つの輪。両方の車輪。りょうわ。 「車の-」
両者が補いあって十分なはたらきをすることのたとえにいう。 「内閣を支える-」

りょうわ【両輪】

江戸時代の女性の髪形の一。まげを二つ作って笄こうがいをさして固定し、余った毛を巻きあげた形。
りょうりん(両輪)」に同じ。 「因果と縁とは車の-のごとく/狂言・座禅」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

りょう‐りん リャウ‥【両輪】

〘名〙 の二つの輪。二つが互いに助け合い、補い合って用を成すものにたとえていう。古くは「りょうわ」のほうが一般的であった。→車(くるま)の両輪。〔易林本節用集(1597)〕 〔庾信‐羽調曲〕

りょう‐わ リャウ‥【両輪】

〘名〙
※幸若・いふき(室町末‐近世初)「鳥の二つのはがひ、車のりゃうわのごとくにて」
※浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)野崎村「定めて髪も美しう出来たであろ。裂笄に結やったか。イヱ、そんなら(りゃうワ)か」

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