辞命(読み)じめい

精選版 日本国語大辞典 「辞命」の意味・読み・例文・類語

じ‐めい【辞命】

  1. 〘 名詞 〙 ことば。ことばづかい。また、一国使者口上辞令
    1. [初出の実例]「辞命 ジメイ オメシノオホセ」(出典:新撰字解(1872)〈中村守男〉)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・上〕

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普及版 字通 「辞命」の読み・字形・画数・意味

【辞命】じめい

使者としての応対の辞。〔孟子、公孫丑上〕宰我・子貢は善く辭を爲し、牛・閔子・顏淵は善く行を謂ふ。孔子は之れをぬるも、曰く、我は辭命に於ては、未だ能はざるなりと。

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