デジタル大辞泉 「辻亮一」の意味・読み・例文・類語 つじ‐りょういち〔‐リヤウイチ〕【辻亮一】 [1914~2013]小説家。滋賀の生まれ。早稲田大学在学中に「黙示」を創刊。戦後、中国共産党軍の手榴弾しゅりゅうだん工場に徴用された経験を描いた「異邦人」で芥川賞受賞。他に「修道者」「挽歌抒情ばんかじょじょう」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻亮一」の解説 辻亮一 つじ-りょういち 1914-2013 昭和後期-平成時代の小説家。大正3年9月28日生まれ。早大在学中に八木義徳らと「黙示」を創刊。昭和13年東満州産業にはいり,敗戦後中国共産党軍の手榴弾工場に徴用され,23年に帰国。その体験を「異邦人」にえがき,25年芥川賞をうけた。平成25年3月6日死去。98歳。滋賀県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例