辿り寄る(読み)たどりよる

精選版 日本国語大辞典 「辿り寄る」の意味・読み・例文・類語

たどり‐よ・る【辿寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. あちこちさぐり求めながら目的に近づく。尋ね求めて近寄る。
    1. [初出の実例]「娘子らが さ寝(な)す板戸を 押し開き い多度利与利(タドリヨリ)て ま玉手の 玉手さし交へ」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)
  3. 足もともおぼつかなく近寄る。また、やっとの思いで近寄る。うわの空のありさまで近寄る。
    1. [初出の実例]「現(うつつ)抜かせし河内屋与兵衛小菊逢瀬田面(たのも)の雁(かり)よ〈略〉蜆川(しじみかわ)爰の花屋にたどりよる」(出典:浄瑠璃女殺油地獄(1721)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む