迎の原古窯跡(読み)むかえのはるこようあと

日本歴史地名大系 「迎の原古窯跡」の解説

迎の原古窯跡
むかえのはるこようあと

[現在地名]西有田町大字曲川

有田川の東、有田町との境界に一〇〇メートル台の丘陵がある。浸食谷が樹枝状に発達した複雑な地形で、ここに上窯と下窯の二基の古窯が築造されている。その上窯が昭和四六年(一九七一)発掘調査された(「迎の原古窯跡」昭和五二年・西有田町教育委員会刊)

この窯は寛永年間(一六二四―四四)に築かれ、約一〇年間磁器が生産されたと推定される。胴木間と最上段部は明確で、温座の火床・たき口・吹炎口の柱も残存。当時の築窯・焼成技術を知るうえで県内唯一の遺構

各焼座には当時のままで陶枕が残存。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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