コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

陶枕 トウチン

4件 の用語解説(陶枕の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とう‐ちん〔タウ‐〕【陶枕】

陶磁器製の枕。中国から渡来。夏に使われる。 夏》

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

とうちん【陶枕】

陶製の枕。長さ20~30cmの長方形を呈し,頂部は方形,如意形などになっている。中国では唐代からあり,唐三彩,黒釉,長沙窯などで作られている。宋代の磁州窯系の枕が最も多く,〈邯鄲夢の枕〉で名高い。白釉刻花,白釉搔落し,三彩,鉄絵などがあり,〈張家造〉などのスタンプ銘がある。朝鮮では高麗青磁に陶枕がみられる。元・明代にも陶枕はつくられたが,宋代の磁州窯系の陶枕の魅力にはおよばない。【弓場 紀知】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

とうちん【陶枕】

陶磁製のまくら。夏に用いる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陶枕
とうちん

陶磁製の枕(まくら)。磁枕、陶磁枕などともいい、色によって青磁枕、白磁枕などの称もあり、形状・種類ともに甚だ多い。古く中国から渡来したもので、中世の説話集『十訓抄(じっきんしょう)』(1252成立)にも、右大臣の徳大寺公継(きんつぐ)が獅子(しし)の形をした陶枕を女房のもとへ贈った、との記事がみられ、江戸時代には、その硬く、ひんやりとした感触が文人の間で喜ばれ、昼寝などに広く愛用された。[宇田敏彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

陶枕の関連キーワード帯グラフ矩形指定長方形背負い子水盤正方形直方体陶製刺繍台ラグビーボール

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone