迎接(読み)ゲイセツ

デジタル大辞泉 「迎接」の意味・読み・例文・類語

げい‐せつ【迎接】

[名](スル)出迎えて応対すること。

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精選版 日本国語大辞典 「迎接」の意味・読み・例文・類語

げい‐せつ【迎接】

  1. 〘 名詞 〙 客を迎えてもてなすこと。出迎えて応対すること。
    1. [初出の実例]「但今唐客随臣入朝、迎接供、令蕃例」(出典:続日本紀‐宝亀九年(778)一〇月乙未)
    2. [その他の文献]〔王献之‐桃葉歌〕

ごう‐しょうガウセフ【迎接】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「らいごういんじょう(来迎引接)」の略 ) 仏語臨終阿彌陀仏や諸菩薩が現われて往生者を浄土に迎えとること。
    1. [初出の実例]「心口相応、声々莫絶、決定作往生想、花台聖衆、来迎接想」(出典:往生要集(984‐985)大文六)
    2. [その他の文献]〔観無量寿経〕

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普及版 字通 「迎接」の読み・字形・画数・意味

【迎接】げいせつ

接待する。

字通「迎」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の迎接の言及

【来迎】より

…とくに念仏行者が臨終のときに,阿弥陀仏が諸菩薩とともに雲に乗り,死者のところへ迎えに来て,極楽浄土へ導き引きとることをいう。来迎引接(いんじよう)と熟し,迎接(ごうしよう)とも略する。阿弥陀仏の来迎は阿弥陀仏四十八願のうちの第十九願に示されている。…

※「迎接」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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