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近代法 きんだいほう

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世界大百科事典 第2版の解説

きんだいほう【近代法】

およそ19世紀初頭までに確立した近代市民社会の法をいう。私有財産の保障や契約の自由等の近代資本主義社会の基本的要請や,それらと密接に関連する政治的な個人主義自由主義民主主義等の諸原理によって構成された法秩序。これらの基本的原理は,憲法においては人格の平等,基本的人権の尊重,議会制民主主義権力分立法治国家原理等に,また私法においては私的自治の原則,所有権の不可侵性,契約自由の原則過失責任の原則等に,刑法においては罪刑法定主義の原則等に具体的に示されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の近代法の言及

【権利意識】より

…それゆえ権利の主張は,ルールに基づく要求の正当性をめぐる相互的主張(論争)を予定し,同時にその論争を導くルールの尊重,および論争をへて吟味されたルールの尊重を前提とする。 社会の一般成員の間に十分な権利意識が広まっていることは,近代法の諸制度が有効に機能しうるための不可欠の条件である。近代法は,すみずみまで権利の概念を中心として組み立てられており,法の作動によって影響を受ける人々自身が自分の法的権利を積極的に行使することによってはじめて所期のとおり作動するように作られているから,上記の権利意識(1)が直接的に必要となる。…

※「近代法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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