近江の麻(読み)おうみのあさ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「近江の麻」の解説

近江の麻[繊維・刺繍]
おうみのあさ

近畿地方、滋賀県の地域ブランド。
滋賀県で生産された麻織物・麻混紡織物・麻交織物、ならびに滋賀県で生産された麻織物を用いて滋賀県で生産されたハンカチ敷布・布団・布団カバー・座布団カバー・ランチョンマット壁掛け暖簾近江の麻は、麻は乾燥に弱く、織物になるまでの工程で糸を湿らせて織ることもあり、産地には湿潤気候が求められる。琵琶湖東岸に位置する湖東地域は、湖面からの湿潤な空気と愛知川の自然に恵まれている。2008(平成20)年5月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5134569号。地域団体商標の権利者は、湖東繊維工業協同組合・滋賀県麻織物工業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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