近藤為美(読み)こんどう ためよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤為美」の解説

近藤為美 こんどう-ためよし

1840-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)11年生まれ。土佐高知藩の郷士。土佐勤王党にくわわり,文久2年五十人組にえらばれ江戸藩主護衛にあたる。藩論佐幕に一変し投獄された武市瑞山(たけち-ずいざん)を救出するため,清岡道之助らと野根山屯集に参加。のち藩兵に捕らえられ,元治(げんじ)元年9月5日処刑された。25歳。本姓は川口通称次郎太郎(じろたろう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android