デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤謙山」の解説 近藤謙山 こんどう-けんざん 1814-1861 江戸時代後期の医師。文化11年生まれ。若狭(わかさ)(福井県)小浜(おばま)藩医。賀川(かがわ)蘭斎に産科をまなび,のち巨大児頭など分娩(ぶんべん)困難時につかう包頭器を工夫した。「達生図説」(嘉永(かえい)7年刊)をあらわす。安政5年京都にうつり,開業した。文久元年死去。48歳。名は直義。通称は退蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例