デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤貞用」の解説 近藤貞用 こんどう-さだもち 1606-1696 江戸時代前期の武士。慶長11年生まれ。旗本。書院番,百人組頭をつとめ,明暦3年(1657)江戸大火のとき活躍。新田開発,放牧・製紙の振興などで郷里の遠江(とおとうみ)(静岡県)引佐郡(いなさぐん)金指(かなさし)の発展にもつくした。歌舞伎で幡随院(ばんずいいん)長兵衛らとわたりあう旗本として知られる。元禄(げんろく)9年死去。91歳。通称は登之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例