返血(読み)ヘンケツ

デジタル大辞泉 「返血」の意味・読み・例文・類語

へん‐けつ【返血】

[名](スル)
血液透析人工心肺などで、体外に取り出した血液を再び体内に戻すこと。
自己血輸血で、前もって患者から採取しておいた血液を患者自身に輸血すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「返血」の意味・読み・例文・類語

かえり‐ちかへり‥【返血】

  1. 〘 名詞 〙 人を斬ったり刺したりしたときに自分身体にあびる相手の血。
    1. [初出の実例]「身には数創を帯び、自らの血と返り血とで戎衣は重く濡れてゐた」(出典:李陵(1943)〈中島敦〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android